お酒/アルコールは筋トレに良くない!?
トレーニーの皆さんなら1度はお酒は筋トレに悪影響を及ぼすと言うことを聞いたことがあるのではないでしょうか?
結論から言うと、良くはないです。
筋肉にとって、アルコールが良い影響を及ぼすことはないです。
とは言っても、お酒と筋トレどちらも大好きな方は結構多いんじゃないでしょうか。
ただ、完全に絶つ必要はありません。
幾つかのポイントを抑えれば、お酒は飲んでも大丈夫なんです!
ここから、お酒が良くない理由や筋トレを無駄にしない飲み方を説明するので、よければ参考にしてみて下さい!
アルコールが筋トレに良くないと言われる理由
・トレーニング後の筋肉の合成を減少させてしまうこと。
筋トレをして刺激を与えた後、合成が始まるのですがそのタイミングでお酒が入ってしまうと、せっかく鍛えた筋肉が分解されたりしてしまうため、もったいない!
・タンパク質がアルコールの分解に使われてしまう。
タンパク質が使われてしまうため、筋肉に行く分が足りなくなる。
・睡眠の質が低下する。
あまり気にしていない方も多いですが、筋肉の成長において、睡眠はとても大切です。
お酒を飲んだ次の日、頭が痛い(二日酔い)等になったことがあると思います。
原因はアセトアルデヒドと言う物質が、アルコールを分解する過程で発生するからです。
これはかなり有毒な物質で体にも良くありませんし、睡眠の質が大幅に低下します。
しっかり眠れないと、成長ホルモンが分泌されにくくなってしまうので、筋肉を成長させる効率が悪くなってしまいます。
・脱水症状になる。
アルコールを分解するためには水分が必要なので、脱水症状になる恐れがあります、
また、アルコールには利尿作用があるため、余計水分がなくなってしまいます。
人体の60%は水分ですので、少なくなると筋肉へ栄養が運ばれなくなります。
それでもお酒が飲みたいというあなたへ!
筋トレには様々な悪影響があるお酒ですが、完全に拒絶する必要はありません。
社会人の方ですと付き合いもありますし、友達と忘年会をしたい!などの外したくない時があるかと思います。
我慢しすぎてストレスを抱え、身体を壊してしまうことの方が良くありません。
ですので、あるポイントを幾つか抑えれば、飲んでも良いので、筋トレとお酒どちらも楽しんでいきましょう!
筋トレに影響を及ぼさないようにするには!?
・筋トレとお酒の間の時間をできるだけ空ける。
トレーニングした後、すぐ飲むのは良くないです。
ただ、トレーニングした翌日に飲む等、トレーニングと時間を離して飲むのであれば、そこまで影響はありません。
・アルコールをできるだけ早く分解する
アルコールを飲む→アセトアルデヒドになる→酢酸になる。→エネルギーとして分解する。
この動きをする際に、酵素(ナイアシンと言う物質)が必要となります。
そのためナイアシンをとっておけば、二日酔いにもならないし筋肉の分解を抑えてくれます。
ただ、ナイアシンは食べ物にはあまり多く含まれていないので、サプリメント(ビタミンB群)での摂取をお勧めします。
・飲むなら低糖質なお酒を飲もう
まず、トレーニーにお勧めなのはウイスキー/焼酎などの蒸留酒です。
糖質の多く含まれるビールやワインなどはできるだけ控えましょう。
・飲むと同時にタンパク質をたくさん摂ろう
タンパク質はアルコールの分解、筋肉の合成の両方に使われるのでたくさん摂取しましょう。
お勧めなのは、枝豆、焼き鳥、豆腐、刺身などです。
他にも低糖質、低脂質なものがあれば積極的に食べましょう。
・お水をたくさん飲む。
飲酒する際は、同時に水をたくさん飲みましょう。
水を飲むことで、脱水症状になるのを防ぐことができます。
また、体内に入ったアルコールを薄める効果も期待できます。
そのため、水はたくさん飲むようにしましょう。
まとめ
筋トレのお酒の関係性について記事にしました。
個人的にはバランスが大切だと思います。
お酒の飲み過ぎは筋肉にも健康にも良くありません。
ただ適度の飲酒は、ストレス解消にもなりますので、タイミングなどをうまくずらして行い、マッチョへの階段を駆け上がりましょう!